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地域:講演 『江戸時代の環伊勢湾経済圏と特産物流通』

  • no.312
  • (2019/1/17)
  • 【イベント】

開催地:三重県

講演 『江戸時代の環伊勢湾経済圏と特産物流通』

■講演■
 『江戸時代の環伊勢湾経済圏と特産物流通』

◆講師◆
 曲田 浩和 氏(日本福祉大学経済学部教授) 
  
【講演概要】
 タイトルにある環伊勢湾経済圏は、伊勢湾沿岸地域の都市のみならず、河川を通じて広がる内陸地域も含めて捉えています。たとえば桑名は城下町・湊町として栄えてきた伊勢湾沿岸の都市です。さらに木曽三川を通じて美濃・飛騨・信濃とつながっています。美濃和紙・和紙を使った提灯や飛騨・信濃の林産加工品などは、川船によって桑名に運ばれ、桑名からは廻船で関東や上方へと運ばれました。江戸時代(18世紀後半以降)は地域の特産物が注目される時代です。地域の生産物が特産物(ブランド)化するためには大量生産体制が不可欠です。この地方では味噌・溜(たまり)が有名です。その原料の大豆は、最初は地元産でしたが、しだいに関東・東北産が使われるようになります。輸送手段として川船や廻船が大きな役割を果たしています。
 このような環伊勢湾の海・川をつなぐ物流の歴史をお話しできればと思っています。      
 
●日 時:平成31年3月17日(日) 14:30〜16:30
 
●場 所:NTNシティホール(桑名市民会館)「大会議室」
      (三重県桑名市中央町3-20 TEL:0594-22-8511)
 
●参加費:無料
 
●主 催:公益社団法人 日本河川協会
 共 催:愛知・川の会,川づくり会議みえ  
 後 援:国土交通省中部地方整備局,愛知県,三重県,桑名市
 
※申込み方法等、詳細はホームページをご覧ください。

会社・団体名
公益社団法人 日本河川協会
担当者名
高木
電話番号
03-3238-9771
URL
http:// www.japanriver.or.jp/ kataru/ kataru_index.htm
添付ファイル
「第200回河川文化を語る会」のご案内(案内チラシ) ダウンロード