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トピックス詳細

  • 高校生自らが農産品の直接販売を実践で学びました。
1.はじめに

神奈川県立相原高等学校商業3科の生徒が運営する「相原夢工房」(以下「相原夢工房」)は平成22年7月21日(水)〜23日(金)に明治大学商学部熊澤ゼミが運営するアンテナショップ「なごみま鮮果」(以下「なごみま鮮果」)において、本校農業科栽培・生産した野菜・卵と神奈川県三浦市の特産物を共同販売した。

昨年度より明治大学商学部と連携し、今年で2年目の活動となる。

2.目的

「相原夢工房」は本校商業3科の3年次『課題研究』授業で構成されている。その特色として、「販売・企画部門」、「デザイン部門」そして「情報部門」と3つの部門から成り立っている。以下がそれぞれの部門の目的である。

(販売・企画部門)
農業科で研究・開発したオリジナル商品や相模原の特産品の販売・普及活動を行い、橋本駅前という立地を生かし、校内外チャレンジショップを設立する。近隣大規模商業施設「ミウィ橋本店」の協力により、単なる販売活動にとどまることなく、販売に関わるマナー教育、プロの視点からの事前事後指導等を受けた販売実習を行う。
(デザイン部門)
農業科開発商品のパッケージデザイン・広告等の作成をとおして、表記に関する理解を深めるとともに、表現力や創造力の向上をはかる。また、相原高校ブランドの確立を目指し、ロゴマークの作成を行い、そのための知的財産権の学習をし、理解を深める。
(情報部門)
相原高校のWEBページでオリジナル商品や活動状況を紹介する。将来的には電子商取引が可能となるように準備する。また、地域の商店街のWEBページ制作も実現に向けて検討する。
3.成果

東京、神田駅付近にある明治大学商学部の実践店舗「なごみま鮮果」において、本校商業科の上記「販売・企画部門」の生徒らが、明治大学生と共に平成22年7月21日(水)〜23日(金)の3日間、販売実習を行った。本校の農場で育て持参した「なす、じゃがいも、ピーマン、ししとう、トウモロコシ卵(相(あい)こっこ卵(らん))」をはじめ、神奈川県三浦市直送の「マグロ」や「イカ」などの海産物や「スイカ」、「かぼちゃ」などの農産物の販売を行い、猛暑の中元気な声でお客様に呼びかけをした。

採れたての新鮮な野菜と卵、そして生徒たちの若く溌剌とした掛け声の成果もあり、商品は飛ぶように売れ、本校の商品は完売することができた。また、生徒らの元気は三浦市直送の商品にも影響を与え、通常時以上の売上を記録。お店の盛況に大いに貢献することができた。また、地元住民の方々や明治大学生との交流を深めたことも、生徒らの心に残る良い経験となった。

4.今後の取り組みについて

「相原夢工房」における今後の取り組みについて、課題研究選択者の3年生のみでなく、長期的成長及び展望にたった組織を築きあげるために1・2年生を販売に取り込む必要があると考えている。事実夏休みを利用し、地域の行事(8月7日(土)橋本駅前 七夕祭り)での販売参加などを企画。1・2年生の生徒らも自ら意欲的に参加し始めている。

明治大学商学部との連携活動も深みを増しており、8月28日(土)に「神田縁起市」という神田七町合同のお祭りに参加できるはこびとなった。今回と同様、本校より持参した野菜の販売を行う予定である。

また、販売員教育としてマナーや商品知識などの充実を図る必要もある。これらを徹底し、最終的には教員の指示によって動く受動的な体制でなく、あくまで生徒自らが自発的に行動し、各自が責任感をもつような、社会で通用する販売実習へ進化させていくことが目標である。

5.写真